腰椎ヘルニア

MRIやX線で「ヘルニア」が見つかっても大丈夫

あなたは腰椎ヘルニアを発症した後、

多くの病院・治療院であらゆることを試しそれでも尚、改善していないかもしれません。

あなたと同様に腰痛、坐骨神経痛をもつ多くの方は

どこに行っても治らず「藁をもすがる思い」でいる事がほとんどです。

• 動く度に腰が痛く、寝る事さえも痛みを感じてしまう…
• 仕事や日常生活で今まで普通にしていた動作が出来ない…

と、ショックな思いをされている方もいるでしょう。

きっと病院でも明確な治療期間が設定されず、
いつになったら治るのかさえ分からずにいる方も多いと思います。

そういった状態にあるあなたが

「MRIやレントゲンの画像所見でヘルニアがあっても大丈夫」ってどういうこと？

と、そう思うのは当然のことだと思います。

でも、同じように「病院でどうしようもなかった」「手術をしないといけないと言われた」症状をもつ患者さんが当院には来院し改善されています。

その中の一部である実際の「声」に耳を傾けてみてください。

手術でヘルニアを除去しなくても治る人がいる理由

腰椎ヘルニアを一度発症してしまうと、最終的にはヘルニアの除去手術をするしかないとイメージを持つ方は多いかもしれません。

ですが、手術でヘルニアを除去しなくても痛みが改善する方は多くいます。

近年では現代医学的にも、

体が健康な状態であれば「ヘルニアは自然治癒していく」というメカニズムが説明されるようになってきています。（ヘルニアが後縦靭帯を突き破っている場合は除く）

まだ１００％断定されるものではなく、分からない部分も多いとされていますが、ヘルニアが自然治癒する大きな要因は「マクロファージによる働き」です。

マクロファージは「貪食細胞」と呼ばれ、身体の中にある異物を食べてくれる働きをします。ヘルニアを異物としてマクロファージが除去する事で自然治癒に至るというわけです。

ですが、
いくつかの原因により自然治癒がうまく働かない状況、
または、そもそもヘルニア以外にも痛みの原因が隠れているという事があります。

これらの要因が重なる事で、

腰の痛みや足の痺れが長引き、なかなか改善されずに治療期間がずるずると長引いてしまっている方が多く存在するのです。

今からこれらの要因について詳しく説明していきます。

腰椎ヘルニアの意外な原因

手術でヘルニアを除去しなくても痛みが解消する方がいる理由は分かっていただけたと思います。

それでは、ヘルニアを治すための自然治癒力が上手く働かない要因は何か？

それはこの２つの要因です。

• 内臓疲労
• 自律神経の乱れ

身体的・精神的ストレスや日々の不摂生（食事・睡眠）で
自律神経の乱れや内臓疲労を引き起こしてしまいます。

体が疲弊状態・疲労状態であるため、
日々の生活で体力を使ってしまい、ヘルニアを治すための余力がない状態です。

そもそも身体が治る土台にないため、いくらマッサージやストレッチ・お薬を飲んでも、痛みがなくなりません。

少し良くなったとしても、体のキャパシティー以上の仕事や運動をするとまた痛みを繰り返す事がほとんどです。

次に、

ヘルニア以外にも痛みを強めている原因が隠れている方もいます。

当院に来院されるヘルニアの方で、病院で「腰椎ヘルニア」と診断をされた実に７割以上の方は、腰（ヘルニア）以外にも痛みの原因が潜んでいました。

この方々は、腰（ヘルニア）だけにアプローチをしても根本の原因が解消されていないため、結局は痛みを繰り返し再発してしまうのです。

その原因は以下の通りです。

• 頸椎・胸椎の異常
• 下肢（股関節・膝関節・足関節）の異常

ヘルニアが発症する程の強い負担が腰にかかってしまうのは、他の部位のしわ寄せがある可能性が高いです。

例えば、足首を捻挫した方が肩こりをよく発症してしまうように、体のバランスが悪くなって腰に負担がかかり痛みが出ているケースがよくあります。

人間は二足歩行の弊害で、どうしても背骨にかかる負担が大きくなってしまうものです。
そのうえに「頸椎・胸椎の異常」や「下肢の異常」がある事で椎間板への負担がより大きくなり、腰の痛みを増大させる事に繋がります。

またこの場合、腰に対してアプローチをしても痛みは改善せず、逆に原因でない腰に強い刺激を加える事で悪化させてしまう恐れもあります。

腰椎ヘルニアを解消する方法

ここまで読んでくださった方であれば、

腰椎椎間板ヘルニアがどうして起こるのか？

なぜ痛み止めの薬やマッサージでヘルニアが治らないのか？

という理由が分かっていただけたはずです。

腰椎ヘルニアは複雑な原因があり、その原因をひとつひとつ取り除く必要があるのです。

腰椎椎間板ヘルニアの痛みを解消させるためには以下の４ステップが重要です。

内臓疲労を解消

ストレスや暴飲暴食、睡眠不足により慢性的に内臓疲労を起こすことで、体の免疫力や回復力の低下を引き起こします。

背中やお腹、下肢に刺激を加える事で内臓の疲労を解消していきます。

自律神経の乱れを整える

自律神経の乱れは全身の筋肉の過緊張を促すことにつながります。筋肉の緊張により、その周囲に流れる血管も収縮し全身の血流量も低下します。

骨盤や頭蓋骨を適切な弱い圧を加え、自律神経を整えていきます。

下肢の関節を正常にする

身体の体重を支えるのに、下肢の働きは重要です。下肢に負担がかからないようにクッションの働きをしているのは「股関節」「膝関節」「足関節」の３つの関節です。しかし、これらの関節に異常があると下肢に負担がかかり、腰や足の痛みを増してしまう事があります。

関節のロッキングを解消し滑らかに関節が動くようにしていきます。

身体のバランスを整える

上半身や下半身の連動性を高め、身体の動きをスムーズにすることが重要です。

人によって身体の使い方や癖の付き方が違うので、それを見極め対処する必要があります。

この４つを適切に処置する事で、どこに行っても治らない腰椎ヘルニアが解消されるのです。

腰椎ヘルニアに悩んでいる方へメッセージ

きっとここまで読んだ感想は「腰椎椎間板ヘルニアってすごく複雑なんだ～」ではないでしょうか。

そう、出ている髄核（ヘルニア）を何とかすれば改善するという単純な疾患ではないのです。

そして中には除去手術をした後も同じような腰の痛みが再発し来院される方もいます。

手術で除去をしても痛みが取れる方や取れない方、その後にまた再発する方、手術の後遺症に悩んでいる方など、人によって大きく異なります。

ですが、手術をしなくても痛みが取れるなら、それに越したことはないですよね。

また、
「今、整骨院や整体で腰椎ヘルニアの治療をしてるけどなかなか良くならない」という方もいるでしょう。

それはきっと根本的な原因が解消されていないからです。

実際に私が今まで施術してきた方の多くは腰だけの施術で良くなる人はほとんどいませんでした。

慢性化している人ならなおのこと、きっと腰以外にも痛みの原因隠れています。

だからこそ諦める必要はありません。

当院はどこに行っても治らない方の「最後の砦」としてきっとあなたのお役にたてるはずです。

鍼灸師という国家資格を有し、長年の経験を積んできた私が「西洋医学的な観点」「東洋医学的な観点」の両方の視点から診る事であなたの痛みを解消させていきますね。